エディージャパン初陣


2024年6月21日

いよいよ明日、エディージャパンの初陣ですね。
個人的に思う事など色々書きました。
相変わらずダラダラ書きましたので、もしご興味がございましたらご覧ください。



1. 「超速ラグビー」とは?

マスコミ的にキャッチ―なこのコンセプト。折角の機会なので少し詳しく紹介します。(以下、エディーさんが依頼したコンセプト開発会社資料より抜粋)

・エディーさんの危機感
直近8年間の日本代表のTOP10相手の勝率:7%
2027W杯までに75%まで高める必要あり

・エディーさんが掲げる2つの強化ポイント
①スピード
海外と比べフィジカルで劣る日本は「スピードで相手を無力化する」動きだけでなく、プレー中の思考や判断力の速さも磨く
②エコシステム構築
高校、大学の年代を巻き込んで一貫性を持った強化行うためのラグビーエコシステムを作る必要がある

・上記の強化ポイントを伝えるためのコンセプト開発
①コンセプトの3点整理法
顧客:ラグビー日本代表選手 が
目的:強豪国に勝ち2027年W杯でベスト4に入る ために
役割:新たなチームアイデンティティー の役割を担う
②インサイト型ストーリーによる肉付け
(1)インサイト
2027年W杯でベスト4を目指している日本代表がいます
(2)競合
しかし、体格で劣っている日本代表は、パワーゲームを仕掛けてくる強豪国に苦戦を強いられて、ここ8年のTOP10との対戦成績勝率は7%という現実によって理想が満たされていません
(3)自社の強み・ベネフィット
そこで、世界の力を無力化するために、動作の速さだけでなく、考える速さと決断する速さを極限にまで磨くことを目指します
(4)コンセプト
つまり、飛び抜けた速さを軸にしたプレースタイルという解決策を示します

「新たなチームアイデンティティー = 飛び抜けた速さを軸にしたプレースタイル」
 ↓↓↓↓↓
『超速ラグビー』


個人的な感想は「エディーさん、上手い事考えたな」と。「速さ」ってほとんど数値化が難しいですからね。特に思考や決断力の「速さ」なんて客観的に判断しずらいですもんね(笑)。スタッツとしてはラックからボールを出すのに何秒かかったか、くらいですかね。ただコンセプトとしては既に選手やマスコミやファンにも広がっているので成功なのでしょう。



2. イングランドの戦い方

ボーズウィックさんがHCに就任して以来、明らかに「強いセットプレーで試合をコントロールし、前に出るディフェンスとフィジカルで圧倒し、キッキングゲームで前進する」というシンプルなオールドスタイルに戻してますよね。明日も基本的な戦略は変わらないと思います。ただ最近のキッキングゲームの要のジョージ・フォードが欠場し、10番にマーカス・スミスが入ってるのがポイントですね。スミスはプレミアシップでタックル回避率(タックルをまともに食らわなかった割合)が66%と2位に10%以上の差をつけてのダントツ1位ですから、フォードと比べるとランの割合が増えるかもしれませんから厄介ですね。とは言え、世界最高峰のハイボール処理を誇るFBフレディ・スチュワードが欠場も、バックスリーに全員180cm以上の選手を揃えているあたり、ハイボール合戦も挑んでくることでしょう。

あとイングランドで怖いのがバックローの3人ですね。中でも要注意はNo.8のベン・アール。先のシックスネーションズでイングランドを3位に押し上げた立役者。とにかくタックルとキャリーが凄まじい選手です。自分がイングランドで一番好きな選手なので、個人的には活躍して欲しいです(笑)。



3. 日本代表

全体的な感想は「エディーさん、チャレンジしたなぁ」と。リザーブ含めノンキャップが8名ですかね。リポビタンDチャレンジカップだからチャレンジするのは良い事なんでしょうね(笑)。あとはパナソニック色が大分薄れましたね。

さてイングランド戦の最大のポイントはスクラムだと思います。日本の前3人がどこまで組めるかですね。最低でも互角に組んで欲しいです。スクラムでやられると一方的な試合になりますからね。HO原田のキャリーにも期待大です。

バックローで特に期待してるのがティエナン・コストリー。東芝戦で前を走るナイカブラに追いつきましたからね。あのスピードは記憶に新しいです。

キャプテンがリーチ。これは現時点では同意ですが、今年一杯くらいには新キャプテンに相応しい選手を見つけて欲しいです。

SH齋藤は期待ですね。とにかくラックからの速い球出しをして欲しい。あと不用意なハイパントは減らして欲しい。問題はSO李ですね。エディーさんが選んだのだから期待するしかないのですが、インプレーキックに距離があまり出ないのでキック合戦でどこまでできるかが少し不安です。その分今季CTBで見せたランが特徴だと思いますが...

あとはバックスリー。何といってもFB矢崎ですね。期待と不安が半々くらいです。両WTBが特に小柄なので180㎝の矢崎にハイボール処理の期待が大きいですが、どこまでやれるかですね。個人的には矢崎にはWTBに専念させたいのですが...あとはこの3人のスピードには期待ですね。去年の8月くらいのアイルランド v イングランドの印象が強いのですが、イングランドは結構大外が空く印象です。あの試合のアイルランドのトライの殆どが大外に大きなパスを通してのトライでしたから、この3人にも大外でトライを獲って欲しいです。

いずれにしろエディーさんも言ってますが、あくまでフォーカスは2027年ですから、初戦のイングランド戦の結果であまり一喜一憂はしないようにしたいです。とは言えテストマッチですから負けて良い訳ないですからね。
今後はタタフも入るでしょうし、ガンターや山沢そして佐々木や福田らも呼ばれるでしょう。ある程度メンバーが固まるのは2026年くらいでしょうかね。それまで一戦一戦、日本代表の成長を楽しみたいと思います。