リーグワンの外国人枠
2026年1月20日
先日「サントリーからクボタへ推し変する」という趣旨の投稿をした後、熱烈なサントリーファンの方からDMを貰いました。要約すると「サントリーは日本人主体のチーム。クボタは強いけど、外国人選手ばかり。そんなズルいチームを応援して何が楽しいんですか?見損ないました」って、酷い言われよう(笑)。でもたまに、似たようなポストも見かけます。
まず大前提として、リーグワンには外国籍選手・カテゴリ分け(カテゴリA/B/C)という明確な登録・出場ルールがあり、各クラブはその枠内で最大限の戦力編成をしています。そこに「ズルい」という道徳的非難を持ち込むのは、筋違いだと思います。
・外国人枠をどう設定するか
・日本人選手の出場機会をどう担保するか
・代表強化とリーグの興行性をどう両立させるか
これらはすべて、リーグ運営側が設計すべきルールの問題だと思います。
クラブは「与えられたルールの中で、勝つために最善を尽くす」。それがプロスポーツの自然な行動原理です。もし「外国人を多く起用する方が圧倒的に有利」という構造になっているなら、それはルールがそういうインセンティブを与えている、というだけの話で、それを使っているクラブを責めるのは、方向がズレると思います。
ただ一方で、「外国人が多すぎてズルい」と感じるファン心理も、完全に無意味ではないとも思います。特に日本では、
・国内リーグ=日本人主体であってほしい
・代表につながる物語を見たい
・地元クラブへの国籍的な親近感
こういう情緒的な期待が強い文化があります。だから、「リーグワンなのに、日本人が少なすぎる」と感じてしまう気持ちは、感情としては自然です。ただしそれを「ズルい」「卑怯だ」「クラブの姿勢が悪い」という倫理的非難に変換してしまうと、論理的にはかなり無理が出ます。それは結局、「自分の理想のリーグ像」と「現実の制度」がズレている、という話であって、クラブのモラルの問題ではないんですよね。
じゃあファンは何も言うな、なのか?ここは少しニュアンスを足したいところです。クラブに「ズルい」とぶつけるのは筋違いですが、
「この外国人枠の設計、リーグの理念とズレてないか?」
「日本人育成に逆行してないか?」
とリーグ機構に向けて制度論として批判するのは、健全なファンの役割でもあると思います。むしろラグビーファンが、この整理にもう一段階進んだほうが、議論としては建設的になる気がしています。
...とDMで返信したら、ブロックされました。なんでやねん(笑)