2026年1月②
1月17日
全国女子選手権 準決勝 #1
YOKOHAMA TKM 64 - 19 日本経済大
TKMが日本経済大を攻守に圧倒しました。
・スクラムとモールを牽引し、ゲインもキレる1番吉田菜美、2番根塚智華、3番藤殊華のフロントロー
・ラインアウトを制し、誰よりも速く低くラックやモールに突き刺さり、率先して泥臭い仕事を全うした谷山美典、松永美穂の両LO
・攻守でチームを引っ張った、存在感抜群のFL永岡萌キャプテン
・ワークレート抜群のFL用貝涼乃とペネトレーターNo.8永井彩乃
・素早い球出しで攻撃のリズムを作り続けたSH高橋沙羅
・長くて正確なパスと的確なエリアマネジメントそして決定的なキックパスを何本も決めた、まさしく司令塔のSO山本実
・個人技でトライまで獲りきった11番アカニシ・ソコイワサ
・何度もラインブレイクした12番徳永結羽
・アタックのハブとして機能した13番ナンキヴェル・デイナ
・後半、流れの悪い時間帯でビッグタックルやジャッカルを炸裂させ、トライも決めた14番堀川侑愛
・トライは獲るは、難しいコンバージョンを何度も決め、アタックを牽引した15番ヨレイン・イェンゴ
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TKMはラン、パス、キック、タックル、ラック、スクラム、ラインアウト、モールなど、試合開始からあらゆる局面で圧倒的な実力を見せつけ、前半だけで 47 - 5 と試合を決めました。
ただ後半は、攻め疲れからか、キャプテンが交代した影響か、日本経済大の開き直りかは不明ですが、オフフィートやノットロールアウェイなどの反則を繰り返し、自陣での戦いを強いられました。それでも先に挙げた14番堀川のタックルや17番小島晴菜のパイルアップなどで、日本経済大の反撃を2トライに抑えました。
TKMの後半の戦い方に個人的には少し不満は残りますが、前半だけで大きく点差が開いてしまうと、こういうゲーム展開になるのは結構あるあるですね。逆に、あまりにもスンナリ勝って決勝に行くよりも、勝って反省できるのは、TKMにとってはある意味良かったかもしれません。
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決勝はPEARLSを破ったアルテミとの再戦ですね。どちらも関東勢ですので、これでどちらが勝ってもこれで5年連続関東勢のチームの全国優勝となります。全国大会に進んできた今日の日本経済大も、関西大会ではPEARLSに 59 - 6 で完敗していて、実質「PEARLSの1強」の関西大会です。個人的に関西大会開催の意義には色々思うところがありますが、それはまた別に機会に。
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公式記録を見ると、今日の試合は4,242人の大観衆でした。普段、男子の試合しか観ない人達も沢山残ってくれたのではないでしょうか。その人達にも、女子ラグビーやYOKOHAMA TKMの魅力が伝わり、決勝にもっと沢山のお客さんが入ることを願って止みません。
TKM、あと1つ!!!
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試合後、関東学院大学時代「天才SO」の名を欲しいままにしていた、日本経済大監督の淵上宗志さんと、同じく関東学院大学時代「大学No.1ロック」の名を欲しいままにしていた、TKMの総監督補佐の北川俊澄さんの2ショットには、少し涙腺が緩んでしまいました。


1月17日
リーグワン2025-26 Div.1 #5
キヤノン 21 - 50 パナソニック
キヤノンが開幕5連敗。
キヤノンは、ペナルティを貰ってタッチに出さずに直ぐにリスタートするのが目立つ。恐らく戦術なのだろうが、いかがなものだろうか。少し前までは、ラインアウトモールがキヤノンの得点源になっていたはずだが、現在はラインアウトに自信がないからだろうか。今日も半分近くラインアウトを失敗した。アタックを売りにしてるチームのラインアウトが壊滅しては、リズムに乗れるはずもない。
そもそもアタックも、ラックのボールをSHが拾ってパス、SOもランに行くわけでもなくただパスする単調なもの。なんとかフェーズを重ねても、ポイントを作るのか、パスをするのかの判断も良くないのか、ハンドリングエラー。抜けてもサポートが悪くノットリリース。大外までの展開まで時間もかかるので、WTBは窮屈なランばかり。オフロードパスも恐らく一番少ないチームなのではないだろうか。
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キヤノンは、良くも悪くも田村のチームだと思う。田村のような、所謂ファンタジスタタイプは、ハマれば見事で強烈な印象を残す。しかし先週の浦安戦でのケレビのインターセプトと言い、今日も後ろ向きの態勢からのイチかバチかな雑なパスがあった。個人的に今のキヤノンに必要なのは、ディフェンスに身体を張れて、自分でランも出来るタイプの、所謂オーソドックスなタイプなSOなのではないかと思う。それが武藤なのか森なのかは分からないが。。。少なくとも縦突破が少ないSOは、誰にボールが渡るか予測しやすいので、相手チームにとっては守りやすいだろう。
そして今の得点が少ないキヤノンにおいて、田村の守備力や位置取りの悪さはかなり致命的だ。最初のコーネルセンのトライも田村が狙われ、ダメ押しのデアレンデのトライも田村の不要な飛び出しが原因だ。おまけにトリッピングでのシンビン。トリッピングとは相手選手を脚を使って引っ掛けて転ばせる、フェアプレー精神に反する相当危険で悪質な反則行為だ。勿論、流れの中の不可抗力と見ることもできるが、穿った見方をすれば、普通の選手なら脚を出すより先にタックルに行く。
1勝すれば何かが変わるかもしれない。
ただその1勝が果てしなく遠い。

1月18日
リーグワン2025-26 Div.1
第5節終了時観客数一覧
ホストゲームを3試合行ったチームは、まだ6チームですが、キヤノンがトップです。熱いファンの想いが報われますように。

1月18日
リーグワン2025-26 Div.1
勝手に振り返り
次節から交流戦が始まりますので、ここまでの戦いぶりからグループ分けして振り返ってみました。
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まず、クボタとパナが頭1つ抜けてますね。
クボタはルディケさんの理想に近づいてると思います。FWD、BACKS、控えと穴が無くなりました、総合力ではリーグNo.1だと思います。
パナは、監督やコーチが替わっても、デヤハーやライリーがいなくても、堅守速攻、各人が役割を高いレベルで理解し全うするという、パナのラグビーがきちんと継承されていることが分かります。失点の少なさはお見事ですね。
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第2グループは、神戸と東芝ですかね。
神戸は、試合によって好不調の波がありますが、実力は間違いないですよね。圧倒的パフォーマンスを誇るカテゴリCトリオをはじめ、ベテラン・若手とバランスが良いですね。攻撃で乗ると、手が付けられなくなりますね。
東芝は苦しみながらも大分チームがまとまってきた印象です。原田、ディアンズ、リーチ、ナイカブラらがいない中、酒木、ストーバーグ、クラーク、トンプソンらが十分穴を埋め始めてますね。
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次のグループは4チームでしょうか。
浦安が完全に生まれ変わりましたね。今の浦安の強さは本物だと思います。
静岡はもっと上位にくると思います。
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最後の4チームはいまのところ厳しそうですね。ただ、まだまだ先は長いので、ホンダ、キヤノンは早く初勝利を掴んで欲しいです。

1月20日
欧州チャンピオンズカップ プール戦 #4
トゥールーザン 77 - 7 セール
前節、サラセンズに敗れた後、トゥールーザンのユーゴ・モラHCは言った。
「我々は、少し『平凡な』チームになってしまった。この大会を上位で勝ち抜くには、平凡では通用しない。あまりにも簡単に崩れすぎている。いまの我々のラグビーからは、インスピレーションも感じられなければ、相手を恐れさせるような覇気も感じられない。」
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この試合、トゥールーザンは11トライを重ね、FBトマ・ラモスはコンバージョン11本全てを沈め、70点差でセールを叩きのめした。このセールの敗戦は、クラブ史上最大敗北だった2000年のワスプス戦(58 - 8)を大きく上回るものとなった。
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トゥールーザンは、前節からPRシリル・バイユ、FLレオ・バノス、CTBカルヴァン・グルグを先発に入れたくらいで、さほど大きなメンバー変更は無かった。それなのに、前節とは別のチームのような動きを見せた。しかもセールは、前節トゥールーザンが敗れたサラセンズよりプール戦では上位に位置してるチームだったにもかかわらずだ。
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トゥールーザンを王者たらしめているものは、メンバー個々人の強さ、組織としての一体感は勿論、メンタルの強さ、冷静さ、セルフコントロールだ。それが今季は、脆さを露呈し、パニックに陥り、敗戦を繰り返した。しかし、この試合は違った。かつての強くて圧倒的なトゥールーザンが戻ってきた。全員の目の色が変わっていたように見えた。80分間、あらゆる局面でセールを圧倒した。
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個人的につくづく感じたのは、メンタルの部分だ。これくらいの高レベルのチームでも、集中力の欠如、慢心、油断、、、ふとしたメンタルの波がチームを襲ってしまう恐ろしさがあるのだ。この1週間、モラHCがどういう指示やメンタルケアをしたかは分からない。メンバー同士でどういう話し合いをしたのかも分からない。ただトゥールーザンはプレーで示してくれた。
俺たちは『平凡』なんかじゃない、と。
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◆ Stade Toulousain v Sale Sharks

1月20日
リーグワンの外国人枠について
先日「サントリーからクボタへ推し変する」という趣旨の投稿をした後、熱烈なサントリーファンの方からDMを貰いました。要約すると「サントリーは日本人主体のチーム。クボタは強いけど、外国人選手ばかり。そんなズルいチームを応援して何が楽しいんですか?見損ないました」って、酷い言われよう(笑)。でもたまに、似たようなポストも見かけます。
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まず大前提として、リーグワンには外国籍選手・カテゴリ分け(カテゴリA/B/C)という明確な登録・出場ルールがあり、各クラブはその枠内で最大限の戦力編成をしています。そこに「ズルい」という道徳的非難を持ち込むのは、筋違いだと思います。
・外国人枠をどう設定するか
・日本人選手の出場機会をどう担保するか
・代表強化とリーグの興行性をどう両立させるか
これらはすべて、リーグ運営側が設計すべきルールの問題だと思います。
クラブは「与えられたルールの中で、勝つために最善を尽くす」。それがプロスポーツの自然な行動原理です。もし「外国人を多く起用する方が圧倒的に有利」という構造になっているなら、それはルールがそういうインセンティブを与えている、というだけの話で、それを使っているクラブを責めるのは、方向がズレると思います。
ただ一方で、「外国人が多すぎてズルい」と感じるファン心理も、完全に無意味ではないとも思います。特に日本では、
・国内リーグ=日本人主体であってほしい
・代表につながる物語を見たい
・地元クラブへの国籍的な親近感
こういう情緒的な期待が強い文化があります。だから、「リーグワンなのに、日本人が少なすぎる」と感じてしまう気持ちは、感情としては自然です。ただしそれを「ズルい」「卑怯だ」「クラブの姿勢が悪い」という倫理的非難に変換してしまうと、論理的にはかなり無理が出ます。それは結局、「自分の理想のリーグ像」と「現実の制度」がズレている、という話であって、クラブのモラルの問題ではないんですよね。
じゃあファンは何も言うな、なのか?ここは少しニュアンスを足したいところです。クラブに「ズルい」とぶつけるのは筋違いですが、
「この外国人枠の設計、リーグの理念とズレてないか?」
「日本人育成に逆行してないか?」
とリーグ機構に向けて制度論として批判するのは、健全なファンの役割でもあると思います。むしろラグビーファンが、この整理にもう一段階進んだほうが、議論としては建設的になる気がしています。
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。。。とDMで返信したら、ブロックされました。なんでやねん(笑)
1月22日
ホンダヒート・グリーンスタジアム
今週いよいよホンダが宇都宮で試合しますね。ホンダのファンは熱いから、鈴鹿の方からも集まるでしょうね。地元の人も含めて沢山入ると良いですね。
3月のキヤノン戦には行ってみたいなぁ。
餃子好きな嫁さんと計画しよっと!

1月22日
両翼不在も層の厚さを実感する。
ここ2試合、後半失速しただけに試合運びに注目。
東芝も状態を上げているので、クボタの真価が問われる。
勝てば間違いなく勢いが加速する。
自分にとってのオレンジアーミーデビュー戦。
頑張って現地で応援するぞ!

1月22日
欧州チャンピオンズカップ:16強、出揃う
プール戦4試合が終了し、Round of 16 に進出するチームが決まりました。勝ち点と得失点差で以下の順位となりました。
1. ボルドー(フランス)
2. ウォリアーズ(スコットランド)
3. レンスター(アイルランド)
4. バース(イングランド)
5. ノーサンプトン(イングランド)
6. ハーレクインズ(イングランド)
7. トゥーロン(フランス)
8. トゥールーザン(フランス)
9. ブリストル(イングランド)
10. ストーマーズ(南アフリカ)
11. セール(イングランド)
12. カストル(フランス)
13. サラセンズ(イングランド)
14. エディンバラ(スコットランド)
15. ブルズ(南アフリカ)
16. レスター(イングランド)
この順位のアドバンテージを考慮し、今後の対戦は画像のようになります。Round of 16 は、シックスネーションズ終了後の4月から開催されます。
各国代表クラスのメンバーの真剣勝負を観れる機会はなかなかありませんので、色んな方に観てもらって話題を共有したいのですが、WOWOW様でも残念ながら今のところ放送予定はありません。
ちなみに自分は FLORUGBY というアメリカのサブスクを契約して視聴しています。その他、どんな国のどんなサービスで観れるかの詳細は以下をご参照ください。
◆ Where To Watch The Investec Champions Cup

1月23日
週末のお楽しみ(備忘録)

1月23日
映画「万事快調 オール・グリーンズ」
今日は午後から横須賀でお客様と打ち合わせ。早く終わったので、嫁さんを呼び出す。夜ご飯まで時間があったので映画鑑賞。感想を少し書きましたので、誰かの何かの参考になれば。
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物語は、ラッパーを夢見ながらも、学校にも家にも居場所を見いだせずにいる朴秀美。陸上部のエースで社交的、スクールカースト上位に属しながらも家庭に問題を抱える映画好きの矢口美流紅。大好きな漫画を自己形成の拠り所としている、斜に構えた毒舌キャラ・岩隈真子。未来の見えない田舎町で、欝々とした日々を送る3人の高校生は、自分たちの夢をかなえ、この町を抜け出すためには一獲千金を狙うしかないと考え、同好会「オール・グリーンズ」を結成。ある禁断の課外活動を始めるが……。というもの。
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本作は、軽やかな青春映画の外形を借りつつ、その内部に地方社会の停滞と、そこに取り残された若者たちの無言の鬱屈を沈殿させた作品である。物語の舞台となる地方都市は、衰退や貧困といった分かりやすい記号によってではなく、「何も起こらない」という事実によって閉塞を語る。その空白の時間こそが、本作における最大の圧力となり、登場人物たちの行動を静かに、しかし確実に規定していく。
主人公・朴秀美(南沙良)が吐き出すラップは、自己表現という語では捉えきれない。そこには怒りや諦念、そして自己否定が混濁した、未整理の言語がある。それは聴かれるための音楽ではなく、生き延びるために発せられる声であり、社会に対する宣言というよりも、むしろ世界との衝突音に近い。矢口美流紅(出口夏希)は社交性という仮面をまとい、家庭という私的領域に沈殿する歪みを外部から切り離している存在である。一方、岩隈真子(吉田美月喜)は漫画という虚構に身を寄せながら、現実と完全に断絶することもできず、その境界線に留まり続ける。性格も衝動の向きも異なる三人が「オール・グリーンズ」という名のもとに集うのは、連帯への希求というより、孤立の共有に近い。
児山隆監督の演出は、ポップなリズムと軽妙な編集を用いながらも、人物を安易な記号へと還元しない抑制を貫いている。画面に満ちるユーモアや躍動感は、決して救済として機能しない。それらはむしろ、逃走の不可能性を際立たせるための仮初めの光として配置されている。とりわけ秀美のラップシーンにおいて顕著なのは、カタルシスの意図的な不在だ。言葉は解放されることなく、むしろ身体に食い込み、観る者に不快さにも似た感覚を残す。
本作が優れているのは、若者たちの逸脱行為を物語的な「挑戦」へと昇華させない点にある。そこには成功の約束も、倫理的な裁断も用意されていない。描かれるのは、選択肢が乏しい状況に追い詰められた末の行動であり、それがもたらす結果の重さだ。彼女たちの選択は肯定も否定もされることなく、ただ不可逆的な事実として積み重ねられていく。
本作は、青春を称揚する映画ではない。同時に、絶望を装置として消費する作品でもない。終盤に残されるのは、解決ではなく痕跡であり、前進でも後退でもない、かすかな位置の変化である。本作は、「今」を生きる若者たちの輪郭を、感傷を排した視線によって刻印した、沈黙の強度を備えた青春映画の傑作である。

1月24日
リーグワン2025-26 Div.1 #6
東芝 24 - 20 クボタ
5分、10フェーズくらいを重ねた東芝の攻撃を堪えたクボタ。フェーズを重ねてもオレンジの壁は崩れない。
9分、SOフォーリーのPGでクボタが先制 0 - 3。
10分、東芝が敵陣でペナルティを獲得しタッチへ。クボタは続くラインアウトをLOボタがスティールし、ピンチを脱する。
13分、再び東芝がゴール前まで迫るも、FLオフィナがインゴールノッコン。
18分、東芝が再び敵陣でペナルティを獲得するも、いつも通りタッチへ。FL佐々木を中心に見事なラインアウトモールがが炸裂し、最後はLOストーバーグがグラウンディング。東芝が絶対にPGを狙わない理由がこれだ。5 - 3 と東芝が逆転。。
22分、東芝がペナルティ獲得から敵陣深くへタッチ。ただ痛恨のノットストレート。クボタの反則が目立つ。
35分、クボタのLOボタが高いタックルでイエロー。敵陣深くのラインアウトモールも東芝は痛恨のノッコン。
前半ラストプレー。何度目かの東芝のラインアウトモール。最後はSH高橋がグラウンディング。核になってモールをグイグイ推進したLOストーバーグの雄叫びが秩父宮に響き渡る。SOモウンガが決めて 12 - 3 東芝リードで前半終了。
後半早々、クボタのコンテストキック。2本続けてクボタが確保。密集からSH藤原がスルスル抜け出し、サポートしていたFBスティーブンソンにラストパス。これで 12 - 10。
徐々にクボタのアタックが機能し始める
51分、クボタのスクラムが爆発。この試合初めてのペナルティ獲得も有効なアタックには繋がらず。
60分、東芝ボールのスクラム。PR紙森サイドで勝って東芝ペナルティ。クボタがラインアウトモールを押し込むも途中で崩れモールパイルアップ。
なかなか点数が入らない。ふと横の嫁さんを観ると何故かニヤニヤしてる。「まだ負けてるけど健ちゃん(末永)めっちゃ活躍してるから」とのこと。自分とは観てるところが違うみたいだ(笑)。
64分、クボタ陣10m付近での東芝ラインアウト。22mまで攻め込むも密集からボールがこぼれる。クボタのPR為房がボールを拾い突進。SH谷口からのパスを貰ったFBスティーブンソンがロングゲイン。SOフォーリー、WTB山田と繋いで 12 - 15 とついに逆転。コンバージョンも沈め 12 - 17。
70分、またまたFBスティーブンソンのブレイクをきっかけに東芝のゴールラインに迫るクボタ。フェーズを重ね、最後はFLポールがグラウンディング。。。かに見えたが惜しくもダブルムーブメント。
71分、反撃する東芝。SOモウンガが誰もいない右奥に絶妙なキック。キックした瞬間に走り出すSOモウンガが、戻ったFBスティーブンソンに蹴る間を与えない。FBスティーブンソンのパスが乱れ、抑えたSOフォーリーを赤い波が襲いかかる。タップで再開した東芝、フェーズを重ね最後はWTB桑山が右隅にトライ。コンバージョンは外れるも 17 - 17。試合は振り出しに。
75分、敵陣でペナルティをもらったクボタ。SOフォーリーがPGを狙う。それまで大人しかった嫁さんが大声で「入れ~~~」と叫ぶ。周りの優しい方々が嫁さんに拍手をくれる。自分は他人の顔をする(笑)。これで 17 - 20。
残り4分、クボタがキープし続けるには時間があり過ぎる。東芝が最後の力を振り絞り、自陣から攻撃を開始する。途中、FB松永が抜けかかるもクボタが懸命なディフェンス。東芝が少しずつだが確実にゲインする。SOモウンガが右のFL佐々木に長いパスを放る。FL佐々木がゴール前までボールを運ぶ。フェーズが15くらい重なっただろうか。パスを受けたSOモウンガが3人くらいをかわしグラウンディング。王者東芝が意地を見せた瞬間だった。
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最後はやっぱりモウンガだった。開幕戦パナソニックに惨敗した後、モウンガは言った。「タオルを投げるにはまだ早い」。その言葉通り、チームは少しずつ状態を上げてきた。原田、ディアンズの海外挑戦、リーチ、ナイカブラも不在。今日はフリゼルもタマニバルもいなかった。それでもキャプテン松永やモウンガを中心に、今いる選手たちが今日まで踏ん張ってきた。
今日の東芝は接点でもクボタに負けていなかった。FL佐々木を筆頭に、特に木村、マカリオ、タモエフォラウのフロントローのタックルも目立っていた。スタッツは確認できていないが、恐らくクボタのタックル成功率を上回ったことだろう。アタックもCTBトンプソンを中心に何度もキャリーし続けた。SH高橋もものすごい速度で成長を遂げている。東芝が今年もリーグの中心チームであることを改めて印象付けた試合だった。
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クボタもさほど気になる点は無かった。ただこれまでの数試合とは違い、風下の影響もあったのか、自陣から出られない時間帯が続き、前半に大きなアドバンテージを得ることが出来ず、逆にリードされて前半を折り返した。いくら強いチームでもペナルティが重なるとリズムは作れずに劣勢になる。これは次戦以降の課題だろう。アタックも両WTB木田、根塚の不在は少し影響したかもしれない。
いずれにせよ、ボールがよく動く、締まった、今季最高レベルの試合だったことは間違いないだろう。個人的にはオレンジアーミーとなって初めての現地観戦は、ほろ苦いデビューとなってしまったが、嫁さんの最後の言葉が力強かった。「プレーオフはスピアーズ勝つよ」。
残念会、行ってきます!

1月24日
ホンダが栃木で初勝利。
そこに大きな意義があるんだ!!

1月24日
リーグワン2025-26 Div.1 #6
キヤノン 32 - 38 神戸
キヤノンのアタックが神戸ディフェンスを何度もブレイクした。神戸のタックル成功率は今季最低の69%だった。その中心はFB武藤だった。
FL古川を中心にしたディフェンスも悪くはなかった。
得意のラインアウトモールでトライも獲れた。
それでも勝てなかった。
もっともっと試合の入りを(後半の入りも)大事にしないといけない。
もっともっとゴール前ディフェンスで粘らないといけない。
ただ兆しは見えてきた。
HOコルトマンもチームにフィットしてきた。
SO/FB小倉やWTB松井らが戻れば十分戦える。
明けない夜は無い。
止まない雨も無い。
諦めたらそこで試合終了だ。

1月26日
リーグワン2025-26 Div.1
第6節終了時観客数一覧
ホンダヒート・グリーンスタジアム、良く入りましたね。初勝利した上に、次節の相手は東芝ですので、もっと入るかもしれませんね。

リーグワン2025-26 Div.2
第6節終了時観客数一覧
レッドハリケーンズは凄いですね。
Div.1含めても上から6番目の集客力です。

リーグワン2025-26 Div.2
第6節終了時観客数一覧
ご参考まで。

1月27日
シックスネーションズ、開幕近づく
W杯を除く北半球最大の大会、シックスネーションズの開幕が近づいてきました。また寝不足の日々が続きますね。放送・配信は勿論、我らがWOWOW様。放送スケジュールをまとめましたので、ご参考まで。
開幕戦を大西さん・谷口さんの息ぴったりコンビで、そして決勝戦になる可能性の高い最終戦を大西さん・豊原さんのゴールデンコンビで。WOWOW様は本当に分かってらっしゃる。
ちなみに昨年の順位は以下の通りです。
1. フランス(4勝1敗、勝点21)
2. イングランド(4勝1敗、勝点20)
3. アイルランド(4勝1敗、勝点19)
4. スコットランド(2勝3敗、勝点11)
5. イタリア(1勝4敗、勝点5)
6. ウェールズ(0勝5敗、勝点3)



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